今年の2月に父が亡くなって、その後1ヶ月でハワイに来てしまった親不孝な私。同じマンションに住んでいたので母を一人残してきたことがずっと気になっていました。
母にハワイに来てもらおうと思いましたが、法要や初盆もあるし・・・となかなか母も来るとは言いませんでした。
もうひとつ、75歳の旅行慣れしていない母に一人でハワイに来てね、ということができませんでした。なぜなら、ハワイと福岡の直行便がなくなったのです。デルタ航空が撤退してから福岡からは成田経由、羽田経由しかなかったのです。さすがに乗り継ぎは大変だろうと躊躇していました。
が、なんと! 本日11月27日からハワイアン航空が福岡ーホノルル便就航となりました〜
直行便なら乗ってしまえばあとはなんとかなるだろうし、空港乗り継ぎがない分精神的な負担も減るものです。というわけで早速チケットを手配し、初日のフライトで母はホノルルにきてくれました〜
就航記念には副知事や副市長なども参列しテープカット。フラや音楽などのイベントもあってにぎやかな福岡空港からの出発だったようです。
母は問題なくダニエル・K・イノウエ空港に到着しました! よかったぁ〜 と私は用意してきたレイをかけてお出迎えしました。
このレイについてですが、ハワイでは歓迎の意味があり、お祝いのときにもレイはかかせません。レイ(Lei)はハワイ語で「花輪」ですが、他にも愛する子ども、妻、夫、恋人などという意味があるそうです。
古代ハワイアンの時代は、レイは魔除けや供え物、権力の象徴としてかけられていたようで、神様に捧げるお祈りの踊りフラの際も上半身は裸でレイだけして踊っていたそうです。
レイに使われる素材もいろいろ、貝殻や鳥の羽、イノシシの牙、髪の毛などでした。現代は草花、貝や木の実などが主流です。
実は使われる花によって呼び名も違うそうです。
◇ピカケ(開ききっていないジャスミン)、
◇マイレ(植物の葉を用いたレイで、唯一輪になっていない。主にフラで使用されたり、結婚式の際に花婿が身に付けることが多い)、
◇ハラ(山吹色のパンダナスの果実。終わりと始まりを意味する。そのため卒業式や入学式のシーンで用いられる。)
◇イリマ(ハイビスカスの一種の黄色でオアフ島を代表するレイで王族のみが許されていた)、
◇プア・キカ(シガーフラワーとも呼ばれる細長い植物を用いたレイで、主に男性に贈られる)
5月1日のメイデーには「レイデー」と言われるお祭りがあります。
各学校ではレイデーの王女を選びフラやハワイアンミュージックを楽しだり、レイ作りのイベントなども行われているようです。
そういえば今年の5月1日には学校でレイデーのイベントがありました。学校の教会で歌を歌ったりフラを踊ったりしていました。また代表で選ばれた子どもたちが衣装を着て儀式のような感じだったので、キリスト教のイベントのハワイ風?と思っていたのですが(その頃は右も左もわからず〜)あれがレイデーのイベントだったのですね! 穂高もクラス毎に指定の色のアロハシャツを着て踊っていました。
今思えば納得。ハワイト独特の行事だったのですね!
ということで、母がきてくれて明日からサンクスギビングの祝日で4連休。ハワイを楽しんでもらいたいと思います。
Mahalo♡
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