CP銀行2)ハワイの銀行の中で唯一日系人が作った銀行が、セントラル パシフィック バンクの活用について国際部の島智栄さまにインタビュー【2】:クリップインク覚田義明

現在も元、日本のIBM社長だったポール与那嶺さんがセントラル パシフィック バンクの社長です。

<目次>

●日本人にとってのハワイの銀行としては1番の銀行なのではないかなと思います。

●ホノルル空港の新名称のダニエルKイノウエさんが創立者のメンバーの一人

●ポール与那嶺さんがホールディングカンパニーのCEOになりまして、CPBの会長

ハワイに来たらまずは、銀行に行こうということで、ではどこの銀行に行こうかと言うことになりますよね。

覚田)ハワイで一番大きい銀行は?

ファーストハワイアンバンクですね。

島さん)そうですね。

覚田)2番は?

島さん)バンクオブハワイです。

覚田)バンクオブハワイ、BOHですね。

そして3番目が?

島さん)アメリカンセービングスバンクです。

覚田)4番目が?

島さん)セントラル パシフィック バンクです。

覚田)4番目、の銀行に今日はやってまいりました。

それは、ハワイの人からすると、4番目なんですけれども、僕は日本人にとってのハワイの銀行としては1番の銀行なのではないかなと思います。

島さん)そうですね、お客様の数とかも1番だと思います。

覚田)ハワイにいる日系人、日本の人の割合が1番ということですね。他にはなにがありますか?

島さん)日本人ということに関して、ですか?

覚田)さっきみたいに日本人率が高かったり、日本語のパンフレットだとか日本語の資料を用意しているというのでももしかしたら1番なのかもしれませんね。

島さん)そうですね、あとで触れられるのが、先走っちゃうかもしれませんが、そもそもが日系人が作った銀行ですので。

覚田)ハワイの銀行の中で唯一日系人が作った銀行が、セントラル パシフィック バンク

ということですね。

島さん)そうですね。

覚田)セントラル パシフィック バンクというのが言いにくいので、ここからはCPBといいますね。

先日、日本からハワイに降りた時に、びっくりしました。間違ったところについた。とおもいました。国際イノウエ空港に到着しました!と。

島さん)はい。名前変わりました。(笑)

覚田)日本人向けにわかりやすく言ってくれたのかなと思いましたけど、英語でもダニエルイノウエ空港って言っていて。なに・・・僕は間違ったところに着いたんだろうか、って。ハワイのどっか小さな空港に間違ってついたんじゃないかって思ったんですけど、ハワイの空港は1つしかないですよね。そして、ホノルル空港だったじゃないですか。それが2017年に名前が変わったんですよね。ダニエルKイノウエ国際空港と。

で、この方は誰ですか?

島さん)今、先ほどちょっと申し上げましたけれども、創設者が日系人なんですね。退役軍人なんですけども、アメリカ人としてアメリカのために戦って帰ってきた人達、そのなかに、ダニエルKイノウエが。そのうち上院議員になるんですが、彼が・・・

<お客様来店につきトークが一時中断>

覚田)インタビュー中です。インタビューしているんです。日本から来られたんですか?

お客さん)日本です。

覚田)へぇ〜(ちょっとやりとりしたのち、島さん戻られてトーク再開)

いいですね。すばらしい。

こういうハプニングが楽しいですね。このまま使いますね(笑)

島さん)お客さんきちゃってごめんなさい。

覚田)いいえ、こういうところがいいですね。お客さんが「こんにちは〜」って入ってきて、「おはようございます」って答えるみたいな。ここは本当に日本ですね。すばらしい。

(二人とも笑い)

覚田)退役軍人・・・ということで。

島さん)そうですね、まあ、アメリカのために働いてきたにもかかわらず、やはり日本の人、日系人にたいして手厚く対応してくれる銀行というのがその時にまだなくて、そういう人たちを助けてあげようと、そういう人たちもやっぱりビジネスをしたいとか、こどもを学校にやりたい、お金をかりたいということがありますよね。そのあたりがやはりちょっと肩身が狭いと。

覚田)そうですね、ハワイは昔からいろんな歴史があって、いろんな国の方がせめてきたり、いろんな国の方が入ってきて、どんどん混ざり合いながらしてきたんで、その中に日本人達が連れて来こられてっていうか自分でやってきて、いろんなこと起こったんですけれども、結局ハワイに残って。もうハワイのある部分は日系の人たちが作ってきたと言っても過言でないけども、そこでなにか新しいビジネスをやろうとか、会社やろうとか、輸出をしようとか、なにかやろうと思ったときに会社をつくらなきゃいけない。でも会社を作るお金がないとか、いろんなときに、アメリカの銀行しかなかったわけですから、そんなときどうしたらいいだろうかということで、日系の方々がたちあがって、日系のための銀行を作ろうと、いうことで作られた銀行なんですね。

島さん)まさしくその通りです。

覚田)で、そのホノルル空港が変わった、ダニエルKイノウエさんが創立者のメンバーの一人なんですか。

島さん)はい、そうです。

覚田)へえ〜。

そういうわけで、2017年、昔にあったいろんなことが空港の名前になったんじゃなくて、2017年という最近になって名前が変わるくらい貢献した方。その貢献した方がこの銀行を作った一人だ、ということで日本人にとってはこの銀行がハワイでは一番なんじゃないかというふうに思って、今日はインタビューさせて頂いているんですけれども。

島さん)ありがとうございます。

覚田)何年前に、この銀行はできたんですか?

島さん)こちらに載っているんですけれども、1954年2月15日に。

1945年に戦争が終わって、いろいろそういう、井上さんなどが銀行を作らなきゃいけない、っとみんなでやっていて、それをみていた日本の住友銀行が、基本的にどうやって銀行をつくっていいかわからなかったので、住友銀行が手助けしてくれて、銀行ってこういう風につくらなきゃいけないよというようなことを教えてくれて、それでできた銀行となります。

覚田)そうだったんですね〜

島さん)レガシイと書かれた・・・日本語のパンフレットです。

覚田)(パンフレットを見て)表が英語じゃないですか、(笑)

すぐコンサルティングしたくなるんですが、このまま置いていたら、これはだれも日本人はとらないですよね。日本語ないので。

島さん)表意は全部英語ですよね。(笑)

覚田)中身は全部日本語なのに。

島さん)表紙を日本語にしたほうがいいですね。

覚田)はい。このパンフレットは半分が日本語じゃなくて、全部日本語なので、このパンフを見ていただけたらと

思います。

はい、そして最近はCPBの社長さんが変わったということで。

島さん)はい、昨年の10月からなんですが、ポール与那嶺という人間が、うちのホールディングカンパニーのほうのCEOになりまして、CPBの会長に就任いたしました。そもそも社外取締役やっていた期間もあるんですけれども、その流れで会長になりました。もともと日本のIBMジャパンがございますが、そちらの社長をやっていました。

覚田)日本IBMの社長を日本でされていたということですね?

島さん)はい、日本生まれなんですね。お父様はマウイの方で、巨人軍で活躍した、ウォーリー与那嶺というのが父親になります。ですから巨人軍でプレーしたりしていることもあって、うちの与那嶺は日本生まれ、日本育ちですね。

覚田)だからこそ、日本のIBMの社長になれたわけですよね。

島さん)そうですね。語学もまったく問題ないですし、日本で育っているので、日本人ですね。

<お客様ご来店につき、トーク中断>

覚田)どんどんお客さんが来られますが、

先程お聞きしました、90パーセントのお客さまが日本人ということで。

来られる方日本語で来られますね。

コンサルタントなので名前も日本語をつけたほうがいいかもしれないですね。

CPBでなくで、日本語を一つくらいいれたほうが・・・明星など。

ダメですかね。いまいないので勝手なこと話せますけど(笑)

入り口も日本語で「いらっしゃいませー」など。

日本人の方が日系の方が日系のために作られた銀行ということで、今も息づいているということですね。

日本の方がどんどん来ているという事実です。

島さん)この国際部はですね、予約ベースなので、すごく客さまがどんどんくるわけじゃないですけど。支店のほうが、ウォークインなんでもっとどんどんこられますが。

覚田)そうですね。ここはお店のほうじゃないですから。でもこれだけ日本の方がいらっしゃっている。

島さん)はいそうですね。

覚田)そしてそのポール与那嶺さん、CEO。で、日本人として生まれて、日本で生まれて、

日本のIBMで社長もされているけど、実はご両親はハワイの方ということですね。

それで、ハワイで貢献したいと思われて、ハワイの銀行だけども日本の方が多いのでもっと日本の方に良いサービス、それは日本の銀行と同じクォリティとか同じサービスをやりたいということで、どんどんね。先日お会いさせていただいたんですけれども、いろいろやろうということで。


おわり。次に続く)


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