ハワイの小学校~ハワイに転入

「英語を学ぶんじゃない、英語で学ぶのだ」

4月1日からが穂高のハワイでの学校のスタートでした。

日本の学校では新学期ですが、アメリカの学校ではそれは第4ターム、学期終わりの時期です。

本来ならアメリカの新学期のスタートの8月1日に合わせて入るべきだったのかもしれません。学校にとってもきっとイレギュラーだったかもですが、学期最後の4月からの編入を許可してくれたので、6月の夏休みに入るまでの間の2ヶ月くらいは「入学体験」のつもりで行きました。

8月からの新学期を本格スタートとすれば、それまではいわゆる「慣らし運転」のようなイメージでしょうか?

まずは、本人を学校に入れてみて体験させて、最初の段階で相性や問題を見て続けれそうかどうかを試してから正式な転入を考えなければ、と思っていました。

と、いうのもここはハワイのローカルスクール、日本人の子はほとんどいない。全てが英語。そんな学校に入れると、周りの方で、小さい時に突然アメリカの学校に行かされて、拒絶反応が出たり、合わなくて蕁麻疹が出たり、円形脱毛症が出たという話を聞いたことがあるからです。

 

と、言っても本気ですべての準備をしました。4月1日に間に合うように学生ビザを申請し、大使館面接を受けてビザ取得し、指定される健康診断や予防接種をアメリカの病院に予約し、事前の学校訪問を予約し、飛行機を予約し、いよいよハワイへ

初めての学校訪問ができたのはスタートの直前の金曜日。現地で健康診断や予防接種もして学校に書類をもっていって、入学手続きをしないといけないし、ドタバタで準備は大変でした。しかもまだ住む家も決まっていなくて・・・という状態でした。

金曜日の学校訪問ではそれまで窓口になってくた方とも初めてお会いしました。英語での会話に緊張していましたが、とても親切に説明してくれて、しかもルールもガチガチではなくそうな感じでいいの? というような緩い感じ そうして無事に手続きも完了。心配していた制服も、学校で着なくなって寄付されている制服が販売されたいたので入手できました。 

そしてなんとか4月1日を迎えました。

当日の朝、5時に起きて、入学のための診断書をもらうためにクリニックによって無事入学できました。穂高くんはドキドキしながら元気に出かけていきました。

私たち夫婦も穂高の終わる時間をドキドキしながらまっていました。

夕方にベルが鳴り穂高も教室からでてきました。

穂高の第一声は「楽しかったぁ~」と明るい表情でホッ。そして次に言ったのは「あのね、かわいい子がいたよ。髪は金色で目が青い」

「・・・」心配無用でした。

以降一度も学校行きたくない! とは言ったことがありません。 

やっぱりこのたくましさはこの子の強み!

でも彼なりに工夫しながらクラスに入ろうと頑張ったようです。

歳をとって授かったこの子には恐らくいつまでも頼れる親としてはいれない。だからこそ広い視野をもち、親に頼らず自立した人になってほしい、と思っていました。

自分たちが英語が苦手ゆえに海外での生活など考えてもいませんでしたが、穂高が幼稚園の頃に

元Google社長の村上さんの講演でお聞きした「英語を学ぶんじゃない、英語で学ぶのだ」というお話は私たちには衝撃でした。「なるほど~」と深くうなづいた私たちは、日本の小学校は英語での教育の学校にいれました。

その小学校は国語と道徳以外は英語の授業。日本人とネイティブの先生がいたので

なんてピッタリな学校だと思っていました。しかし子どもの成長に合わせて、英語と日本語の両方を行うのは難しい。この子は語学が苦手なタイプだということに気づき(私たちの子なので納得ですが)英語と日本語の両方があることでどちらも中途半端になってきているのではないか、と思いました。

また、子どもの外向きな性格はつぶしたくないとか、意外とアナログで日本的な学校の方針に違和感を感じるようになりました。そこで、海外を転校を考えたのでした。

今までに海外のサマースクールにいれたり、外国人のおうちに毎週ホームステイしたりしながら長期的に準備をしてきたので、今回のハワイの学校には違和感なく入れたのだと思います。

彼の進み道は彼が決めるべきだと思っています。親が彼の道を決める必要はないです。

彼がスポーツ選手になろうと、漫画家になろうと、学者になろうと、経営者になろうと、何でも好きな道に進ませてあげたいです。

ただ、何の道に行ったとしても英語は素敵なツールとして彼を後押ししてくれると思います。

かくちゃんがいつも言っている『英語で仕事ができればマーケットは世界』

日本語で情報収集するのと、英語で情報収集するのでは、広さも深さもスピードも全く違う。論文やスピーチも日本語で、日本語のジョークを混ぜながら伝えるよりも、英語で英語のジョークを混ぜながらながら伝えるほうが広く、深く、速く伝わり、その効果や成果も何十倍にもなる!そして、一人でも多くの人に共感されると! 

そして語学だけではないグローバルな文化や習慣を体感することで、広い視野をもち自分で考えることが大事なことだと思います。

そういうことをビジネスで体感しているかくちゃんの意見に賛同して、何度も話合って決めた結論でした。

日本語の補習校にも行ってないので日本語の勉強はできていません。

母国語を学ぶことの大事さも痛感しながら、それをさせていないことに不安も感じています。

なにが正解なのかはわかりません。でも、選択したことからしか道はできないので子どもの個性を見ながら自分たちにできることを精一杯やろうと思っています。

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