【ハワイ滞在記15】 「やってみたいこと〜フラ」
ハワイの文化や歴史に興味をもった私ですが、以前からやってみたかったこと。それは「フラを習いたい」ということでした。
でもどこにいっていいたらいいのかな、と思っていた頃に素敵な出会いがありました。
ハワイは毎週金曜日の夜はヒルトンホテルが花火があるというので、ワイキキのビーチで花火を眺めたあとに、どこかお店に入ってカクテルでも、と探しているとどこから音楽が・・・
吸い込まれるようにそのお店に入ると、ハワイアンミュージックのバンドがいて、心地よい音楽が流れる「カニカピラグリル」というお店でした。
座ってカクテルとおつまみを頼んで音楽を聴いていると、席に座っている素敵な年配の女性が席をたち音楽に合わせて踊り出したのです。
フラだ〜 でもイメージと違う。すごく優しい踊りで素敵だなぁ〜
その女性は1曲踊るとバンドのところにいきハグをしてチップを置いていきました。
そして今度は別の女性が踊り出しました。ちゃんとした衣装をきた人ではなく、テーブルでお食事をしている人が曲が始まるとすっと立ち上がってバンドの前にいき踊ります。
たまには盛り上がったお客さんがフラの人にもチップを渡したりしていました。
頃合いをみて穂高にチップを持って行かせたらボーカルの男性がお礼をいって名前を聞きました。
「お〜、ホダカ〜 Thank you!」とても陽気な彼は、私たちにもカタコトの日本語で声をかけてくれました。
「お〜、フクオカ〜 マイワイフはサガだよ〜」というと前列に座っていた女性がニッコリ。
ボーカルの人は「クマさん」と呼ばれ日本語も上手でお客さんの扱いも上手。
奥様は時折そのステージでもフラを踊っている佐賀出身の方でした。そのバンドは金曜日だけこのお店で演奏しているというので、私たちは毎週お店に通うことにしました。
私たちがいくと「ホダカ〜」とステージ上から声をかけてくれて、穂高の誕生日にいき誕生日だと言うと、サプライズのケーキをプレゼントしてくれたり、とにかく陽気で優しいクマさんです。
実はこのお店、福岡でフラ教室をしている先生に聞いたとところによるとフラの聖地と言われているそう。
ハワイに行ったらここで踊りたいと思う場所なのだそうです。
ミュージシャンにリクエストして自分の踊りたい曲を踊らせてもらう、ということでプロではないけど素敵な踊りがみれます。
ちなみにフラダンスといういい方がありますが、ハワイ語で「フラ」は踊りという意味なので、フラダンスといういい方はおかしいって。なるほど〜
また踊るだけではなく楽器の演奏や詠唱、歌唱などを総称して「フラ」といわれるそうです。
フラには「カヒコ」と呼ばれる古典フラと、ゆったりと踊る「アウナア」の2種類があります。
日本でも大人気のフラは主に「アウナア」のほうですね。
昔のイメージだと腰をフリフリするダンスのことと混在してしまうフラダンスのイメージですが、腰を激しく回すのは「タヒチダンス」というまた別のものだそうです。
というわけでフラに興味津々の私がフラを習いたいと思います。
次回へ続く・・・
0コメント